1918年

オクラホマのキングフィッシャーという町で誕生。

 

中学時代、最年少でボーイスカウトの中で最高位である、イーグルスカウトの位を獲得。

 

1930年代後半

世界大恐慌の時代に育ったウォルトンは、家族の家計を助けるために牛乳配達、新聞配達、雑誌販売等いくつもの仕事に就く。

 

1940年

経済学の学位を取得し、ミズーリ大学を卒業。

 

大学卒業後、ジェイ・シー・ペニー(アメリカのデパート)に就職。

 

1945年

第二次世界大戦の兵役を終え、雑貨屋を購入し、チェーン展開を開始。

 

その後、店は順調に利益を上げるが、契約上のミスで店を失う。

 

1950年

アーカンソー州ベントンビルで雑貨屋を開業、当時画期的な試みであったセルフサービスを導入。

 

この頃、半端ものや、製造停止になったものなど普通なら見向きもしない商品に焦点をあて、それを売っていたが、これがよく売れた。

 

1950年代後半

1950年代から次々とバラエティショップを買い取り1960年には15店舗保有していた。

しかし、一つ一つの売り上げが小規模であったために収益はあまり出なかった。

 

1962年

それまでの反省点を生かし、平均的に人口の少ない町に大型ディスカウントストアを建設する計画を立て、1962年にウォルマート(小売チェーン店)を創業。

 

1960年代後半

小さな田舎町での商売なので競争相手がいないこと、経費を抑え、抑えた経費を価格にそのまま反映させる経営で成功し、店舗数を増やしていく

 

1970年

株式公開。

 

その後、売り上げ、店舗数ともに急増。

 

1971年

会社が利益の一部を労働者に分配する利益分配制度を導入、これによって従業員のパフォーマンスが上がった。

 

1977年

ウォルマート初の企業買収となる小規模チェーンのモアバリューを買収。

 

1979年

ウォルマート史上初の売上高10億ドル突破。

 

1980年

合計276店舗にまで拡大。

 

 最新テクノロジー(コンピュータによる在庫管理システム、通信ネットワークシステム)をいち早く取り入れた。また、ウォルマートが企業として最初にバーコードを使用。

 

1988年

ウォルマートのCEO(最高経営責任者)を退任。

 

1990年

売り上げが260億ドルにまで上がる

 

ウォルマートが全米一の小売企業になる。

 

1992年

功績が評価され大統領自由勲章を受章。同年4月、死去。

 


 参考文献

「アメリカン・ドリームの軌跡」HW・ブランズ著 英治出版

参考URL

http://money-academy.jp/samuwilton4682/

https://heisei-life.com/sam-walton