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企画書 私の良いところ.pdf
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企画名

 

わたしの良いところ

 

直面している課題

 

内閣府の調査によると現代の日本の子どもたちは諸外国に比べ自己肯定感や意欲が低く、自分の将来に明るい希望を持つことができていない児童が多いと言われています。また、将来について明確な展望がないまま就職活動等で短期間のうちに自分の進路を決める学生が多い傾向にあり、これらの結果若者の失業率の高さが問題視されています。

24歳以下の若年者の失業率は他世代より高水準であり、平成18年でフリーター187万人、ニート62万人と推計。)

 

企画の目的、趣旨

 

このワークを実践することで児童の自己肯定感の向上、自己理解、他者理解、社会に関心を抱いてもらうことを目的にしています。自己肯定感が向上すれば将来に明るい希望を持つことに繋がります。また、自分自身の新たな良さ、強みを発見することも期待できます。

 

企画の内容(具体的なワークのやり方

 

    「起業家×小学生」サイト内なある参考資料「起業家年表」の人物何人か(510人)の記事を読み、それぞれの人物の良いと思った点、悪いと思った点を書き出します。(なるべく複数あげるようにしましょう。)

 

他者理解能力、分析力の向上、また、起業家の年表を読むことで実際に社会で活躍する人の特徴を理解し、社会への関心にもつながると考えられます。

 

    自分自身の良い点、直したい点を書き出してみましょう。(複数) 直したい点に関しては合わせてどうすればそれを改善できるのかについても書いてみましょう。(改善方法については自分なりのルールを作ってみるのも良いです。)

 

文章にして書き出してみることで自分自身が思う良い点、直したい点を明確に理解することができ、合わせて直したい点については改善方法を考えることで自身の直したい点を改善、見つめなおす機会になります。

 

    35人程度のグループを作るなどしてグループ内の友人に自分の良い点を書いてもらいます。(なるべく複数)

エピソード、理由などを書いてもらうと具体性が増します。

 

自分の良い点を他人から指摘してもらうことで自信につながり、また新しい良い点や特徴を発見できる機会にもなります。

他人の良い点について考えることで他者理解能力、コミュニケーション能力の向上にもつながります。

 

    ①~③を踏まえて自分自身の良い点がどういう場面で役に立つまたは、役に立ったのか考えてみましょう。(起業家年表を参考にすると良いです。)

 

実用性を考えることができ、社会に出た時に自分の良さをどう活かせるのか考え、理解することが出来ます。

自己肯定感の向上にもつながります。

 

    文章にまとめましょう。

 

文章作成能力、まとめる力の向上につながります。

 

    発表。(フィードバックとして周りの人からの感想、意見を聞くとより理解が深まります。)

 

具体的な到達目標

 

このワークをすることで児童の自己理解、他者理解の向上、社会に関心を抱き、将来に向け自分自身を客観的に見つめなおすきっかけになる事が望ましいと考えます。

 

 

 

 

作成者の意見

 

この企画書を作成した現在、私は就活中の大学生です。私自身、就職活動を通して自己分析を行い、自分自身のこれまでを見つめなおしたときに強く感じたことがあります。それは、小、中学生期の経験が非常に重要であるということです。私は小学生の頃に文化祭でクラスをまとめる役割を担い、その際、担任より行事を成功させるために積極的にまとめ役を担った姿勢を褒めて頂きました。この経験から私は自分自身の新たな良さに気づくことができ、その良さを伸ばすことで私自身、大きく成長することができました。小、中学生の頃の経験はその後の人生において、その人を形成する礎となり、大きな影響を及ぼすものであると思います。今回のワークを上述したような「気づき」を得られる機会として活用していただくことはその人の人生経験にとっても有意義なものであります。作成者として私は、多くの小学生が自分らしく成長してもらうためのきっかけとしてこのワークを活用してもらうことを強く望んでいます。